試験終了後のSNSに救われた
「模試の結果ってなんだったの?」という記事もあげたが、模試どころか、この一年の宅建の勉強はなんだったの?と吐き捨てたくなるほど、令和7年宅建試験問題はクソ問であった。
試験中はとにかく時間がなくて、焦りと緊張で精一杯だったが、試験終了後は疲労と悔しさと、イライラ感しかなかった。
本当に落ち込んでたけど、ツイッター開いたら多くの宅建受験生たちが魂の叫びを放っていて、電車の中でそれ見てニマニマ笑ってたら、ちょっと気持ちがほぐれた。
「個数問題多すぎ!!複数県で宅建試験合格するキチガイの取扱いなんて知るか!!過去問が過去問してくれない!!」
そうそう、ホントそれ。
全国で一斉に30万人の老若男女が受ける試験なんて他にないよ。みんなのコメント読むと、めちゃくちゃ親近感わく。30万人がライバルであり、仲間だったんだなぁ。
ボーダー民集う
SNSで問題の文句合戦も面白かったけど、その後もSNSがらみで面白い体験もした。
自己採点33点。各情報機関の推定合格点数は34点プラスマイナス1点。いわゆるボーダー民となったことで、合格確実な人でもなく、不合格確実な人でもない、とても不安定な状態を合格発表までの1ヶ月耐えなければならなくなった。
その不安定な心持ちが嫌なので、もう今年は不合格であったものとして、来年に向けて気持ちを切り替え、今年詰め切れなかったところの勉強もはじめていた。
その時に自分のツイッターで自己採点33点を書いたら滅茶苦茶イイネが来て、あちこちに自然と33点民が集い、33点同盟が結成されていたのを知る。
これはもはや祭りだね。
33点ボーダー民たちが、いかに合格点が33点になるかという分析や解説や根拠などを持ち寄って励ましあう中、外野から差し込まれる33点はありえないというコメント。それに一喜一憂するボーダー民たち。33点同盟は希望と不安の吹きだまりのようなコミュニティだったが、不安定な状態を1ヶ月保たなくてはならない民たちの精神安定剤の役目をしていたのも確か。
そして運命の合格発表
宅建試験合格発表は11月26日午前9時30分だが、例年リークなんだか公式発表なんだかわからない謎な形で、深夜0時に合格点だけが先に発表される。
そこで掲げられたのが33点!
ボーダー民たち歓喜!!!
しかしその直後に襲ってくるマークミスの不安!!!
33点という奇跡の合格点を手に入れた今、たった一つのマークミス、塗りつぶし忘れでこの合格が水泡に帰すかもしれない。喜びから一転、ボーダー民たちは受験番号の発表まで、これまでの不安を遥かに超える、異様な緊張感に包まれることになったのであった(笑)。
まあ、翌朝出勤前に受験番号チェックして、ちゃんと合格確認できたので、もやもやの1ヶ月は無事、良い形で終了した。

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